Point
家づくりの基礎知識
広島県三原市を中心に注文住宅を手がける株式会社建工が、家づくりで押さえておきたいポイントを解説いたします。
信頼できる業者の選び方や、見積書を比較する際のポイントについても触れておりますので、これから家づくりをはじめる方はぜひご参考ください。
家づくりで押さえておきたいポイント
事前準備のポイント
- 情報収集を通して、理想の住まいのイメージを固める
- 自分たちのライフスタイルに合わせた家を目指す
- 全体の予算を把握する
土地探しのポイント
- 公共交通機関や生活利便施設からのアクセスを確認する
- 地盤調査を実施しておく
業者との打ち合わせのポイント
- 理想の家のイメージや要望など、伝えることを整理しておく
- 不満や疑問は、納得するまで何度も話し合う
- 打ち合わせの記録を残しておく
- 壁や床などの仕上げ材は、大きめのサンプルを見せてもらう
間取りを決める際のポイント
- 家族みんなの意見を取り入れる
- まずはリビング・ダイニングの間取りから考える
- 生活動線や家事動線を意識する
- 収納物の大きさや量に合わせて収納スペースを設計する
- 家具を置くスペースが減るため、窓をむやみに増やしすぎない
- 階段の配置はライフスタイルに合わせて決める
- 吹き抜けには「熱効率が悪い」「プライバシーを守りにくい」などのデメリットもあることを認識する
- 子ども部屋は空間を仕切れるように設計しておく
- コンセントの数や配置は、家具・家電や家事動線を考慮して決める
- 将来的にリフォームしやすい工法を選ぶ
- 子どもの独立や老後のことも考慮しておく
内装・設備を決める際のポイント
- 口コミ情報をチェックする
- 地域や予算に合わせた断熱法を選ぶ
契約や各種手続きにおけるポイント
- 複数の業者から見積りをとる
- 見積りに対する疑問点は必ず解消しておく
- 門や表札などの外構費は建築費に含まれない
竣工~引渡しまでのポイント
- 現場の職人と良好な関係を築いておく
- 引渡しには、時間に余裕を持って臨む
信頼できる業者の選び方
実績や施工事例をチェックする
実績や施工事例をチェックする
家づくりを依頼する業者を選ぶ際は、まず実績や施工事例をチェックしましょう。
建築会社にはそれぞれ得意分野があり、なかには注文住宅の施工実績がごくわずかという業者も存在します。注文住宅の建築には「お客様の要望を家づくりに反映する提案力」「お客様の理想を形にする技術力」などさまざまなスキルが必要。理想の家づくりを実現するなら、当社のような注文住宅をメインに扱っている業者がおすすめです。
また、施工事例からは、その業者の得意とするコンセプトやデザインを把握できます。
- 自分の好みの住宅を手がけているか
- 理想のイメージに近い施工事例があるか
上記のようなポイントを確認し、「この業者なら、自分の理想を具現化してもらえそう」と思える業者を選びましょう。
当社の施工事例は、こちらからご確認いただけます。
複数社を比較検討する
複数社を比較検討する
「家から近いから」「社名を聞いたことがあるから」といった理由で、最初から施工業者を1社に絞るのは失敗のもと。さまざまな業者の特徴や強みを比較したほうが、自分たちにぴったり合う工務店を選びやすくなります。
まずは気になる工務店を何社かピックアップし、パンフレットや資料を請求してみましょう。
相見積りをとる
相見積りをとる
工務店を2~3社に絞ったら、相見積りをとります。相見積りとは、複数の会社にそれぞれ見積りを依頼することです。見積り額を比較することで、条件に合う業者を選びやすくなります。
また、公式ホームページや資料では把握しきれない「家づくりに対するこだわり」や「提案力」などを確認できるのもポイントです。
ただし、複数社とやりとりすることになるため、一日に何件も打ち合わせの予定を入れるのはおすすめできません。各社の見積りや提案内容を整理する時間も考慮して、無理のないスケジュールを立てましょう。
打ち合わせ時の対応を確認する
打ち合わせでは、見積り額や提案内容だけでなく、担当者の対応を確認することも大切です。
工務店は、家づくりという一大イベントのパートナーとなる存在です。
- こちらの質問や疑問に対して、わかりやすく丁寧に答えてくれるか
- デメリットやリスクも正直に伝えてくれるか
- ライフスタイルに合わせた提案をしてくれるか
- 自社の理念を明確に説明できるか
上記のようなポイントに注意し、家づくりを安心して任せられる工務店をお選びください。
また、見積りや打ち合わせ内容に関する疑問・不安は、納得するまで何度でも質問しましょう。「質問に対する明確な答えが返ってこない」「面倒くさそうに対応される」といった業者は、候補から外したほうが無難です。
家づくりをはじめる前に考えておきたいこと
住みたいエリア
住みたいエリア
注文住宅は建物と土地を別々に購入するため、まずは土地探しからスタートするのが一般的です。
これから土地を購入する場合は、家づくりをはじめる前に「住みたいエリア」の目星をつけておきましょう。駅やバス停、スーパーやコンビニへのアクセスはもちろん、街灯の数や地盤などをチェックすることも大切です。
ただし、土地の良し悪しは専門家でないと見極めが難しいため、不動産会社や依頼する工務店などに相談するのがおすすめです。
家づくりのテーマ
家づくりのテーマ
「家族のコミュニケーションを活性化できる家」「趣味を思いきり楽しめる家」「ペットが主役の家」など、家づくりの大きなテーマを決めておきましょう。
家づくりの最重要ポイントを決定することで、工務店に細かな要望やプランを伝えやすくなります。テーマがなかなか思い浮かばない場合は、さまざまなタイプの施工事例をチェックしてみるのがおすすめです。
予算と資金計画
予算と資金計画
家のテーマやイメージが固まってきたら、家づくりの予算を設定します。
用意できる自己資金や、自分たちの収入で借り入れできる住宅ローンの総額・返済額から、資金計画をシミュレーションしてみましょう。
土地代・建物代・工事費用・引越し費用など、全体の予算を把握することが大切です。
株式会社建工は、家づくりの資金計画に関するご相談も承っております。お客様のライフプランやコストバランスを考慮し、最適な資金計画をご提案します。
引渡しまでの期間と流れ
引渡しまでの期間と流れ
家づくりのおおよその流れや、引渡しまでのスケジュールも把握しておきましょう。
特に、引越し時期が決まっている場合は、おおよその期日から逆算して家づくりをはじめる必要があります。お問い合わせからお引渡しまでの流れについて知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
見積りのとり方・比較する際のポイント
見積りをとる流れ
注文住宅の見積りは、おおむね以下の流れで作成されます。
STEP01
気になる工務店を2~3社ピックアップする
STEP02
工務店に見積りを依頼する
STEP03
内容を比較し、1社に絞り込む
依頼する工務店を1社に決めるまでには、比較・絞り込みを何度か繰り返す必要があります。まずは複数の工務店に見積りを依頼し、そこから絞り込んだ業者に対してさらに具体的な内容の提示を依頼しましょう。
見積りを比較する際のポイント
建物・建材のグレードやランクを考慮する
見積りを比較する際のポイント
建物・建材のグレードやランクを考慮する
工務店によって建物の性能や使用する建材のランクが異なると、見積りに金額差が生じます。金額をそのまま比較するのではなく、設備や性能、建材などのグレードを考慮に入れるよう注意しましょう。
総額が予算内におさまるかチェックする
総額が予算内におさまるかチェックする
見積書には、住宅本体の工事費用だけでなく、インフラ設備の引き込み工事や外構工事、設計費用や工事監理料などさまざまな項目が記載されています。
ここで重要なのが、家づくりにかかる総額が予算内におさまっていること。諸費用や別途工事費用を含めて、総額が予算内におさまっているかどうかを確認しましょう。費用がわからない部分に関しては、工務店に概算の費用を聞いておくのがおすすめです。